デートも出会いもオンライン!?コロナ禍で変わりゆく恋愛事情

新型コロナウイルス感染症による影響でステイホーム時間が長くなった現在。「コロナ別れ」「コロナ離婚」などのネガティブな言葉も生まれた一方で、オンラインツールを使ってデートを楽しんだり、新しい出会いを探す人も増えているようです。
アンドモアは「withコロナ時代の恋愛事情」を独自アンケート調査。ここでは、女性の体験談を中心に、オンラインを活用する今どきの恋愛の形についてご紹介します。

恋愛体験談1:ラブラブ編
~オンラインで恋人との愛を深める~

外出自粛要請で、恋人に気軽に会えなくなってしまい、悶々とした日々を送る人は少なくありません。しかしこんなご時勢でも、インターネット環境さえあれば、ちょっとした工夫ひとつで離れていても一緒に楽しめる方法はたくさん。オンラインツールが発達した現在ならではのカップルの過ごし方があるようです。

彼氏と同じ映画を同じタイミングで鑑賞

23歳 会社員 Uさんの場合

彼氏とオンライン映画デートを楽しみました。Uber Eatsで同じピザを注文。美味しいお酒とおつまみを用意して、2人で「せーの」で映画を同時再生。コメディでゲラゲラ笑って、まるで一緒に自宅で過ごすような気分を味わえました。NETFLIXやAmazonプライムには、本当にお世話になってます(笑)

モンハンやあつ森で遊んでます

20歳 学生 Sさんの場合

私たちのカップルはオンラインゲームしてることが多いです。モンハンとあつ森(あつまれ どうぶつの森)が多いかな。私はあつ森で旅行に行ったり、お互いの島を行き来するのがなんか好き。とはいえ、彼に触れたいし、早く外デートもしたいなあと思う日々です。

彼氏とFaceTimeしてたらお母さんが部屋に入ってきた

26歳 美容部員 Mさんの場合

彼氏とFaceTimeしてたら、彼のお母さんがたまたま部屋に入ってきて。どうするのかと思えば、彼が目の前で私のことをお母さんに紹介してくれたんです。「今付き合ってる彼女」って。ドキドキしたけど、とってもうれしかったです。結婚を考えているので、コロナウイルスの流行が落ち着いたら、お母さんに改めて直接ご挨拶に伺いたいです。

Google Earthでエア旅行

28歳 看護師 Tさんの場合

医療業界で働いているので…、仕事のストレスが溜まりまくって疲労困憊。政府は医療従事者にやさしくないし、毎日本当に本当に大変です。すみません、愚痴っぽくなりました。私の唯一の癒しは彼氏とのエア旅行。ビデオ通話中にGoogle Earthのストリートビューを見て、世界中あちこち歩き回っています。コロナが収束したらゆっくり休暇を取って、リアル海外旅行したいです。今のところヨーロッパが第一候補かな。

普段はお泊りできないけれど

21歳 学生 Oさんの場合

彼氏も私も実家暮らしなので、なかなかお泊りできません。その点、オンラインは夜通しパジャマでおしゃべりしながら一緒に過ごせるのがいい。ちょっと照れくさいけど、「私たち恋人なんだなぁ」って改めて思ったり。同棲したい欲も出てきてしまいましたが……。

とくに何するわけでもないけど、zoom繋ぎっぱなし

20歳 フリーター Kさんの場合

彼氏とはとくに何するわけでもないけどzoom繋ぎっぱなしにして過ごす時間が増えました。ノーメイクに部屋着姿でお互い好きなことをしながら、ダラダラ過ごしてる感じが同棲っぽくてなんかいい。リモートデートだと終電の時間を気にしなくてもいいのがうれしいです。いつまでも続けてしまうのが難点だけど(笑)。そういえば、こないだ彼氏に料理教えたんですけど、ちょっと奥さん気分を味わえました。

友人カップルとオンラインダブルデート

25歳 無職 Eさんの場合

先日、友人カップルとzoomのビデオチャットでオンラインダブルデートしました。おつまみを用意して乾杯したり、オンラインボードゲームしたりして、思いのほか楽しくて盛り上がったので、来週もオンラインで集まろうぜという話になりました。オンライン忘年会開催です。

恋愛体験談2:恋活編
~オンラインで新しい出会い探し~

パソコンでオンライン飲み会

自宅で過ごす時間が増えた今、「誰かに話を聞いてほしい」「心の支えとなる相手がほしい」と、新しい出会いを求める人が増加。オンライン合コンや街コンパーティー、マッチングアプリなど、オンライン上の出会いの場も増えているようです。

コロナの非常事態で恋愛したいモードが急激に高まった

26歳 薬剤師 Sさんの場合

昨年大失恋してかなり滅入ってたので、彼氏なんていらない!男は面倒くさい!と思ってたんですが、コロナの非常事態で”恋愛したいモード”に突入してしまいまして。ネットの口コミを検索しまくって、評判よさげな恋活アプリに登録。今利用してるのは、初対面の相手と1対1で5分間のビデオチャットができるサービスなんですが、5分間ってのが気軽でいいです。「ダメだったら次っ!」みたいなノリで(笑)。

暇なのでオンライン合コンに参加してみた

22歳 保育士 Nさんの場合

一人暮らしで彼氏もなし。話し相手もおらずステイホーム時間はとにかく暇なので、友人企画のZOOMを使った3対3のオンライン合コンに参加しました。これが思いのほか楽しかったので、その後にも、自分でマッチングアプリに登録して合コンに参加。交通費や移動時間などを節約しながら楽しめるし、趣味の合う男性にも出会えました。恋が始まる予感…。巣ごもり中でも気軽に男性と出会えるなんて、便利な世の中ですね。

コロナ破局してしまい一人で過ごすのが辛くて

27歳 販売員 Aさんの場合

結婚前提に2年間付き合ってた彼と、心のすれ違いが続いてコロナ破局。リモートワークで外出することもほとんどなく、毎日自宅で一人で過ごすのが辛くて辛くて。夜な夜な飲んだくれて”コロナうつ”ってやつになりそう…。オンラインで参加できる街コンとかパーティーで、心のスキマを埋めてます。

めちゃくちゃイケメンでびっくり

23歳 営業アシスタント Yさんの場合

出会い系アプリで知り合ってしばらくメッセージ交換をしていた方がいました。最初はあまり興味がなかったのですが、なんとなくやりとりしていたら彼の文章の魅力にどんどん引き込まれていって。賢さとおもしろさとチャーミングさが混じってる感じ。先日、そろそろ話してみようかということになり、ビデオチャットを繋いでみました。めちゃくちゃイケメンでびっくり(笑)。今をときめく俳優の横浜流星さん似。コロナ問題が落ちついたら「USJへ行こう」って話になってます。

オンライン恋愛だっていいじゃない

29歳 営業アシスタント Kさんの場合

オンライン恋愛だっていいじゃない、私はそう思います。人の恋愛の形はそれぞれですからね。時代に合わせてアップデートしていけばいいんですよ。私はオンラインチャットで彼氏ができましたし、友人もSNSで出会いがあったみたいです。チャット相手って、昔で言う文通相手に近い感覚。まさかお付き合いすることになるとは思ってもみませんでしたけど。今は2日に1回のペースで仲良くオンラインデートを楽しむ日々です。

ボタン一つで楽しめるラフな感じが最高

24歳 秘書 Eさんの場合

ボタン一つで楽しめるラフな感じが最高で、オンラインコンパによく参加してます。オフラインコンパと違って、普段はなかなか出会えないような、全国各地の人に出会えるのがいいです。ビデオチャットだと美肌モード使えてちょっと盛れるし、最近は自分のベストアングルもわかってきました。感染リスクを抑えて安全に恋愛を楽しみたい人にはおすすめですね。冬は家だと温かくて風邪を引く心配もないし(笑)。

オンラインゲームで出会った男性とお付き合い

25歳 会社員 Uさんの場合

オンラインゲームで出会った男性とお付き合いすることになりました。いわゆるネトゲ恋愛ってやつです。最初は常連プレイヤーさん数名でボイスチャットして楽しんでたのですが、そのうち彼と連絡先交換して二人きりでやりとりするようになって。ゲーム以外の話もするようになって、お互い共通点も多いことが分かりました。今まで付き合った人はゲームをしないタイプばかりだったので、ゲーマーの彼氏ができて本当にうれしいし楽しい毎日です。

恋愛体験談3:婚活編
~オンラインで本気の結婚相手探し~

ノートパソコンとハートとコーヒー

新型コロナウイルスの流行をきっかけに、自分の現状や将来を見つめ直して孤独感や経済面への不安が募り、結婚願望が高まる人が急増。外出したり対面での活動ができない状況で、マッチングアプリや婚活サイトなどのオンラインを使った本気の婚活が活発になっています。

一人で死ぬのは嫌だなと思い、オンライン婚活はじめました

28歳 美容部員 Eさんの場合

アラサー独身女、彼氏いない歴3年です。コロナ自粛で巣籠もり中にぼーっとSNSを見る時間が増えて、他人のラブラブ写真とか、子どもの成長記録とか見てたら、「私の人生って、なんてさみしいんだろう」と思うようになって。「いいね」するのも嫌になりました。このまま一人で死ぬのは嫌だなと思い、オンライン型の結婚相談所サービスに登録して、オンライン婚活はじめました。人見知りな性格なので、オンラインでは周囲の目を気にすることなく、自分のペースで気ままに活動できるのがうれしいです。

オンラインは相手を見極めるための最高の場

25歳 営業職 Mさんの場合

友人のすすめもあって、オンラインを使った婚活をはじめることにしました。オンラインは、相手を見極めるための最高の場ではないでしょうか。短時間でたくさんの人に出会えるし、気持ちも切り替えやすくて、とにかく効率がいい。成婚コンシェルジュさんからの的確なアドバイスももらえますしね。結婚したい理由や結婚相手に求めることなどをしっかりヒアリングして、本当にビビっとくる理想の相手に絞って直接会おうと思ってます。

もしも自分がコロナに罹ってしまったら

26歳 秘書 Eさんの場合

不謹慎な話ですが、もしも自分がコロナに罹ってしまったら、看病してくれる人がいないと辛いなと思って。「30歳までに結婚したい」という漠然した考えが、「今すぐ結婚したい」にという強い考えに変わりました。それで、TVやSNSでよく見かけて気になっていたオンラインの婚活をはじめてみることにしたんです。20代にやさしい婚活エージェントを見つけて、そこに登録しました。今のところはまだ理想の相手に出会えてませんが、サービスに対して好感触ではあります。

子持ちでも参加しやすいオンラインパーティー

30歳 パート Sさんの場合

これまで通常の婚活パーティーに行くときは、子どもを両親に預けていたのですが、オンライン婚活パーティーなら自宅で子どもの面倒を見ながら参加できます。なかなか生活に融通が効かない子持ちの身としては、オンラインシステムの流行がありがたい。両親にも迷惑がかかりませんしね。同世代でバツイチやシングルマザーに理解のあるお相手を探してます。子どものためにも早く再婚したいです。子どもが彼のこと気に入ってくれるといいなぁ。

オンラインお見合いに半信半疑だったけど

30歳 介護福祉師 Nさんの場合

昔で言う「出会い系」みたいなやつって、サクラとか多そうだし、なんか怪しいイメージがあるというか。それでオンラインお見合いに半信半疑だったんですけど、いざ利用してみると、むしろオンラインの方が効率的で賢く出会えるのではないかと思ってます。スキマ時間で婚活できるし、ある程度条件を絞ってセッティングしてもらえるし、無駄なデートに時間を取られることもありません。今気になってる人が二人いて迷ってます。

自分の結婚観とマッチするお相手と出会えた

25歳 フリーター Eさんの場合

早く結婚したくて、「1年以内のスピード婚に強い」と謳う婚活向けマッチングアプリに登録しました。普通のマッチングアプリとは違って、女性も利用料金がかかってしまうのですが、その分、結婚に対するモチベーションが高いお相手と出会える絶対的な安心感があります。収入証明書や独身証明書の提出も義務付けられてますし。おかげさまで、自分の結婚観とマッチするお相手と出会うことができて、実は先日、彼にプロポーズされたんです。本当にうれしくて幸せです。

まとめ

コロナ禍で生活や仕事に大きな変化が起こり、心が滅入ってしまっている人も少なくないでしょう。しかし、非常時をきっかけに、パートナーのいる人は相手への想いを強くしたり、シングルの人は恋活・婚活に一歩踏み出したり、恋愛面ではポジティブな変化も多く起こっているようです。多岐に渡るオンラインツールを駆使しながら、現代ならではの恋愛の形を楽しんでいきましょう。

Written by :
2020.12.28

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