違いってあるの?目的別「恋活・婚活アプリ」の選び方
andmore(アンドモア)をご覧いただいている読者の方は、恋愛や結婚への意識が特に高まる年代の方が多いかと思います。
新型コロナウイルスのまん延を防ぐため、飲みの場や趣味の活動などが制限されていてなかなか外出ができない状況ですよね。仕事場と家の往復が続いている、または在宅ワークになり人と会う機会がめっきり減ったという方がとても多いのではないでしょうか。飲み会やキャンプ、スポーツ観戦、ライブ観戦、学生の方はリモート授業になったりとプライべートで出会えるチャンスも減ってしまいました。
そのためオンラインで恋人や結婚相手の候補を探すことができる「恋活アプリ」や「婚活アプリ」などのマッチングアプリを始める人が増えているようです。最近では趣味や過去の言動までチェックできるため、その人の趣味嗜好が良くわかると「Twitter婚活」というのも話題になりました。
恋活・婚活を考えている女性のリアルボイス
コロナで出会いがなくなって婚活に焦り(28歳・会社員)
ただでさえ出会いがないと嘆いていたのに、会社もリモートワークになったし家から出ていません。コロナ前は会社の先輩がよく合コンを企画してくれていましたが、いまではめっきりです。周りにはアプリで彼氏ができた友達もいるので、私も始めてみようかなと思っています。
居酒屋で飲むことがストレス解消だったのに(32歳・デザイナー)
最後に彼氏がいたのは2年前です。出会いを求めて飲みに行った先々で友達は出来ましたが恋愛にはつながらず。もうこんな年齢なので、出会う人はみんな既婚者ばかりになんですよね。しかもこのコロナ禍で、飲食店もお店を閉めるし夜のお酒提供はなくなるしで出会うチャンスがめっきり減りました。
そろそろ焦った方がいいのかも?(26歳・販売)
周りに独身の女友達や女の先輩が多くあまり結婚に関して焦りはありませんでした。でも、今まで全く出会いがない状況ですし、周りの友達や先輩も同じことを言っています。いざ本気で探そうと思っても相手がすぐにみつからないのではと思いゆるい婚活をし始めています。
マッチングの先が難しい(34歳・会社員)
婚活向けのマッチングアプリを数年ほど前から始めています。マッチングアプリが話題になったころは半信半疑でしたが、今では何の抵抗もなくメッセージのやり取りをしたりたまに直接お会いすることもあります。
気軽でいいですが、なかなか結婚まで進むことがないのでアプリはやめて結婚相談所に入会した方がいいのか悩んでいます。
したかったデートが全然できていない(19歳・専門学生)
高校生の頃、彼氏と夏フェスに行ったり、花火大会に行ったりするのが夢だったのに、コロナのせいで楽しみにしていたイベントは全部開催中止。そもそも彼氏どころか好きな人もいません。バイトもシフトが減らされて出会いがないし、学校もバイトもなくなったらどこで出会えばいいのか・・・。
緊急事態宣言中なのに酔っぱらってナンパしてくる人は絶対に価値観が合わないし。マッチングアプリの事は知ってるけど、もっと大人の結婚したい人向けなかなと思ってやっていません。
薄い人間関係はコロナ禍では続かず(30歳・接客業)
結婚まで考えていた彼氏と別れ年齢的にも結婚に焦っています。友達にフリーの男友達を紹介してもらったりしましたが、もともと好きになるまでに時間がかかるのでそうこうしているうちにコロナ禍でいつの間にかフェードアウト。今は特に連絡を取っている男性はいません。
マッチングアプリの登録を考えていますが、どのアプリで始めようか迷っています。
姉と同じような出会いはもうないかも(22歳・社会人)
姉が二人いるんですがひとりは職場関係の人と結婚し、ひとりは大学時代の彼氏とそのまま結婚しました。わたしはもう大学を卒業しましたが彼氏はおらず、就職した職場は半分がリモートワークで会社の人と会う機会があまりありません。歓迎会もコロナでなくなり、会社帰りに飲みに行くこともなく実家と会社の往復です。一人暮らしも始めたいなと思っていましたが、コロナ禍で仕事もどうなるか分からないし、ひとりになるのが怖いので一旦保留に。色々な人生計画が狂ってきて病みますね。
目的に合うマッチングアプリを選ぼう
マッチングアプリは種類がたくさんあって、選びきれずに断念しているという人も多いのではないでしょうか。アプリにもそれぞれ特徴があり、目的や年齢にあった選び方をすれば失敗も少なくて済みます。
マッチングアプリにはそのアプリによってユーザーの目的が異なります。「気軽にデートがしたい」「結婚はまだ考えていないけど恋人が欲しい」「結婚を前提とした恋人候補を探している」というように目的によってアプリを選びましょう。なかには出会い系アプリに近いようなワンナイト目的のユーザーが集まりやすいアプリもあるようです。恋活アプリといった恋人探しが中心のマッチングアプリは女性会員が無料のものが多く簡単に始めることができます。
真剣に婚活を始めたい場合は女性会員も有料で「独身証明書」の提出が必須だったり、専用のコンシェルジュがついてくれるアプリもあります。
- 恋活アプリ(恋愛・恋人探し目的)
- 婚活アプリ(結婚が目的)
- 出会い系アプリ(身体の関係目的)
- パパ活
- 友達探し
というように、目的に合っていないマッチングアプリを始めてしまうと希望の男性に出会いにくくなってしまいます。
男性の料金体系が「定額」ではなく「従量課金」を取り入れているサービスは出会い系のアプリが多く、女性にメッセージを送るなら課金が必要という仕組みになっています。この従量課金制はできるだけお金をかけずに出会いたいという考えの男性が多く、体目的の場合が多いので避けた方がいいでしょう。
婚活に向いているマッチングアプリの選び方
残念ながら恋活・婚活アプリの利用者の中には、真剣に恋愛がしたい、結婚相手を探しているという男性だけではなく、既婚者や体目的(ヤリモク)の男性、お金目的や業者が存在します。
真剣な出会いを求めている人は上記のような「要注意人物」には出会いたくないですよね。マッチングアプリにもなるべくそのような人を排除できるような対策が設けられています。
- 男性の支払う料金が定額制のアプリ
- セキュリティ対策が万全
- 独身証明書の提出など既婚者NGのアプリ
- 恋活、婚活目的の利用者が多い
- 運営会社が結婚・婚活応援プロジェクト(MSPJ)に加入しているし
結婚に対する熱量が高い会員が集まるアプリは、提出する書類が増えたり女性会員も有料の物もありますが、安心して婚活を進める為の制度が用意されています。無駄な時間を過ごしたくないという方は、結婚に力を入れているアプリを選ぶといいかもしれません。
恋活・婚活サービスの特徴をチェック
恋活向けのtapple(タップル)
会員数600万人前後
利用者は18歳から30代前半と若く、恋活寄りのマッチングアプリです。「お出かけ機能」というものがあり、アプリ内で今や週末に会える人を探すことができます。気軽さゆえヤリモクやお金目的、既婚男性などの要注意人物も多いのが難点です。
20代に人気のwith(ウィズ)
会員数100万人前後
心理テストをもとに相性のいい相手を見つけることができます。相性診断や価値観テストなど外見や趣味だけでなく内面を重視したいという人におススメかも。会員の主な年齢層は20代が中心でどちらかといえば恋愛を楽しみたい恋人を探したいという人向けのマッチングアプリです。
いずれ結婚は考えているという20代からアラサーにはOmiai(オミアイ)
会員数600万人前後
身バレ防止機能が無料で使うことができたり、違反報告が多い会員にはイエローカードマークがつくなど安心できる機能があるOmiai。ペアーズほど機能や会員数は多くないですが、逆にそのシンプルさが合っているという方には向いているかもしれません。年齢は20代からアラサーが中心ですが若い世代が多い割に恋活より婚活意識のあるマッチングアプリです。
認知度はトップレベル?Pairs(ペアーズ)
会員数1,000万人前後
CMや電車の広告でよく見かけるペアーズは20代から40代まで幅広いユーザーが登録しています。一番多い年代は20代から30代。基本のプロフィールの他に、趣味や価値観で繋がることができるコミュニティ機能があり相手の情報をより多く知ることができます。恋人探しをしている人の割合とと婚活をしている人の割合は半々といったイメージ。会員数が多く会員数が1,000万人と断トツなので、初めてマッチングアプリをはじめるという方や、出会いの少ない地方に住んでいるという方におすすめです。
真剣度が高めのゼクシィ縁結び
会員数110万人前後
結婚を意識したことのある女性なら一度は目にしたことのある「ゼクシィ」から生まれた大手リクルート運営のの婚活マッチングサービス。女性会員も有料でコンシェルジュがデートの日程を決めてくれるというサービスが斬新。忙しかったり、メールが苦手でメッセージのやり取りがなかなか進まない人に向いているかもしれません。
ペアーズの結婚相談所ペアーズエンゲージ
独身証明書が義務付けられているので安心です。一般的な結婚相談所より安く入会ができ、成婚や退会時に料金が発生しないので婚活へのハードルが低く始めやすいのがポイントです。「1年以内に結婚したい人のための」と謳っているようにに、成婚退会者の85%が5ヶ月以内に成婚というデータがあるようです。
30代からの真面目な婚活ならMatch.(マッチドットコム)
会員数250万人前後
1995年からサービスを開始しているので運営歴が長く沢山の成婚実績を残しているようです。男女ともに月額料金が必要で、結婚への熱量は高めの婚活アプリです。
プロフィールには宗教や政治についての考えを登録できるので、いざ結婚を考えた時に聞きづらい情報を事前に知ることができます。
40代以上が多い婚活の熱量高めのユーブライド(youbride)
会員数200万人前後
男女ともに月額料金が必要ですが、結婚の実績が高く「年齢確認」「本人証明」「独身証明」「収入証明」「学歴証明」「資格証明」と6つの証明が必要なので安心です。40代から50代が中心で、プロフィールでは結婚後の価値観や子育ての考えまで書くことができるので、中身重視で婚活を進めることができます。
離婚経験ありならmarrish(マリッシュ)
会員数100万人前後
30代後半から50代が中心のマッチングアプリで、公式でなんとバツイチ優遇という宣言がされています。年齢層の低い婚活アプリだと敬遠されがちなバツイチやシングルママ、シングルパパでも行け入れられやすい環境なので当てはまる人はマリッシュがおすすめです。
自分に合った恋活・婚活アプリを見つけよう
同じようなマッチングアプリがたくさんあるんだなぁと思っていましたが、アプリによって年齢層や目的・機能の違いがあるということがわかりましたね。
もし恋活・婚活アプリを使ってみようと思われた方は参考にしてみてください。ただし、マッチングアプリに潜むヤリモクや既婚男性、業者やお金目的の男性に要注意!アプリ利用時の注意点や、実際に会うことになったときの注意点については次の記事にあげていますのでチェックしてみてください。