withコロナ時代の美容・メイクお悩み解決!目指すはマスク美人・リモート美人

街中にいるマスクの女性

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によって、新しい生活様式へと一変。外出時はマスクが手放せず、リモート会議やオンライン飲み会などパソコンやスマートフォンの画面越しのコミュニケーションも日常となりつつある現在、美容・メイクとの関わり方も変化しています。

ここでは、マスクをしていても美しい!モニター越しでもきれい!そんな「マスク美人」「リモート美人」になるためのポイントをご紹介します。

マスク着用時のお悩み&解決策

困った顔をしたマスクの女性

マスク着用時のよくあるお悩み

マスクへのメイク付着・化粧崩れ

「マスクにファンデーションがつく」「鼻のファンデーションが取れやすい」
会話をしたり顔を動かすことによって、肌とマスクが触れ合って摩擦が起こり、こすれた部分のメイクが崩れてしまうことが原因です。

蒸れ・湿気

「ファンデーションがヨレる」「皮脂でテカる」
マスクは通気性が悪く、呼吸をすることで呼気による水蒸気がこもって高温多湿になります。また、皮脂や汗の分泌も重なって、ファンデーションを浮き上がらせてしまいます。また蒸れによって細菌が増殖しやすく、ニキビや吹き吹き出物ができやすくなります。

乾燥・肌荒れ

「乾燥してかゆい」「ヒリヒリ痛む」
マスクの内側は湿度が保たれていますが、マスクを外すと、外気の湿度が低いため肌に付着していた水分が蒸発して角質層の潤いが奪われてしまい、肌トラブルに繋がります。マスクの素材が肌に合わない場合、接触性皮膚炎になる恐れもあります。

表情が分かりづらい

「怖い」「誰だかわからない」
マスクは顔の半分以上を覆い隠してしまいます。そのため、相手が表情を読み取りにくくなり、暗い印象を与えてしまったり、不健康に見えてしまうことも。

マスク姿でOKサインをする女性

マスク着用時のお悩みはこれで解決

肌への負担を抑えるマスク選び

自分の顔より大きいサイズのマスクを付けると呼気が蒸発しやすくなり、小さいサイズだと顔に食い込んで肌への刺激が増えるため、自分の顔のサイズにフィットするものを選びましょう。万が一、大きめのマスクしかない場合は、マスクの間にガーゼを挟むなどして、マスクと顔の隙間を埋めるのが良いです。
マスクには「平型」「プリーツ型」「立体型」の3種類がありますが、顔のラインに沿った形で、もっともメイクが崩れにくいのは「立体型」です。

マスクの素材に気を付ける

マスクの素材に気をつけることで、メイク崩れを防止することができます。ポリウレタン素材のものは不織布マスクより質感が柔らかいため、ファンデーションのヨレを防止できます。マスクによって密着性や通気性などもさまざまですので、肌のコンディションや自分の好みに合わせて快適に使えるものを選びましょう。

マスクは正しく付ける

マスクの上下や裏表を反対に付けている人をよく見かけますが、本来鼻に当たるべき部分が口にくると、肌とマスクの間に大きな隙間が生まれて摩擦が起こってしまいます。説明書を読んだり、プリーツのひだの向きを確認して正しく付けましょう。

乾燥や湿気に強い肌を作る

マスクで崩れないメイクをするためには、とにかく保湿が重要。肌が乾燥していると、皮脂崩れでメイクがよれてしまう可能性が高くなるためです。乾燥肌の場合はヒアルロン酸やセラミドが含まれたもの、敏感肌の場合は低刺激タイプの化粧水を。ベースメイク前だけではなく、ポーチにミストを入れてお化粧直しをするたびに肌に潤いを補給しましょう。夜のスキンケアは化粧水や乳液だけでなく、保湿クリームを使って念入りに行うのがおすすめです。

メイク後にティッシュオフ

メイクした後、ティッシュを半分に折ってやさしく肌にあてます。そうすることで汗や皮脂、付けすぎたファンデーションがほどよく取れて、マスク付着しにくくなります。
崩れにくいメイク、マスク映えメイクについては次項でご紹介いたします。

withコロナ時代のマスクメイク

メイク道具

マスク美人になるベースメイク

化粧崩れを防ぐ土台づくり

テカリやヨレなどの化粧崩れを防ぐためには、まずはしっかり土台を作ることが大切。マスクで蒸れてもメイクが崩れにくくなるように、汗や皮脂を防止する効果のある化粧下地がおすすめです。塗り残し箇所がないように、まんべんなく塗るのもポイント。また、白いマスクは色のコントラストが際立ち、肌がくすんで見えてしまうため、肌色補正下地を使うのも良いでしょう。

ファンデーションはリキッドかクッションタイプ

ファンデーションの密着度を高めるためには、リキッドかクッションタイプがおすすめです。肌乾燥が気になる方は、スキンケア成分が入ったミネラルファンデを使用しましょう。ただし、リキッドはテカリやすいので厚塗りは厳禁。ファンデーションを肌に乗せ、スポンジでポンポンと馴染ませていくことでファンデーションはよれにくくなります。このとき、スポンジで同時に余分な油分をオフするのもポイント。
マスクを外した時に、日焼けした部分としていない部分の差が出ないように、ベースメークはしっかりと。

ファンデの後はフェイスパウダー

フェイスパウダーには、余分な皮脂や汗を吸収する役割があります。そのため、肌表面がサラサラになって、マスクとの摩擦を軽減したり、メイク崩れを抑止する働きも。メイクを長持ちさせたいときには、ファンデーションの後にフェイスパウダーがマストです。

仕上げはメイクキープスプレーで

メイクが仕上がったら、仕上げにメイクキープスプレー(フィックススプレー、フィニッシングミストなど呼び方はさまざま)を使用するのがおすすめ。メイクキープスプレーはその名の通りメイクを固定する優れたコスメで、マスクによるメイク崩れを軽減する役割があります。保湿効果、UVカット効果、ほどよいツヤ感の演出などメリット多数。withコロナ時代にバッグに忍ばせておきたいアイテムのひとつです。

アイシャドウを塗る女性

マスク美人になるポイントメイク

アイメイク

マスクをしていると口元が隠れてしまうため、美しく見えるかどうかは目元の印象が決め手。ベースメイクの次に気合いを入れたいアイメイクのポイントをまとめました。

  • まずは目元のクマを除去

マスクをしているとクマの存在が強調されてしまうので、まずは「クマ消し」をしっかり行いましょう。肌がデリケートな花粉症シーズンなどは、なるべくファンデーションは塗りたくないもの。そんな時は、プレストタイプのハイライトを目の下に入れる方法が有効です。ハイライトの色は、ホワイトだと逆にクマの影が強調されて目立ってしまう為、アイボリーやサーモンピンク系の色を選びましょう。

  • マスカラ・アイブロウなどはウォータプルーフ

マスク着用時にメイクが崩れる大きな原因は、湿度と摩擦。マスカラ・アイブロウなどはウォータプルーフのタイプを使用しましょう。マスカラは、下まつ毛はマスクに触れやすいので塗らないのがベター。マツエクのみにすると、湿気によって崩れる心配がないのでおすすめです。パウダータイプのアイシャドーはマスクに粉飛びをする場合があるので、落ちにくいクリームまたは練りタイプのものを使用しましょう。マスク姿で唯一露出している部分だけについつい気合を入れてしまいがちですが、濃いアイメイクはNGです。

  • 眉毛はマスクや眼鏡の形を意識する

眉毛はマスク着用時でもなかなか崩れません。人目に付きやすく、手を抜くとだらしない印象になってしまうので丁寧に仕上げましょう。マスクや眼鏡が直線的か曲線かによってラインの形を変えると全体のバランスが取りやすくなります。
リップを塗る女性

リップ

「マスクで隠れるからリップはつけない」という方も多いと思いますが、マスクを外したときに口元に色味がないとさみしい印象を与えます。
普通のリップやグロスをつけるとマスクに付着してしまいますが、リップティントは塗ってしばらく置き、ティッシュでオフすることによって、きれいな発色をキープすることができます。

チークカラー

マスクを外したときにほどよく血色感のあるきれいな肌に見せてくれるアイテム。ファンデーション同様に、パウダータイプよりもリキッドやクリームタイプがマスクにいろ映りしにくくおすすめです。

リモート会議・オンライン飲み会のお悩み&解決策

パソコンに向かって話す女性

リモート会議・オンライン飲み会のよくあるお悩み

不健康に見える

「血色が悪い」「疲れて見える」
屋外にくらべて暗い室内では、想像以上に顔色がくすんで見えがち。照明が天井にあると、目元や口元に影ができて表情がどんよりと暗く見えてしまいます。解像度の低いカメラでは、肌のツヤやハリ、イキイキ感がかき消されてしまいます。

老けて見える

「ほうれい線がくっきり……」「シワが目立つ」
モニター上では肌のトーンの濃淡がはっきりと出てしまうため、目元のクマ、ほうれい線やシワが目立ち老け顔に見えてしまいます。普段通りのメイクをしても、カメラ越しには違ってくるのが難しいところです。

顔全体がのっぺりして見える

「メリハリがない」「不自然な顔立ちに……」
モニター上では顔立ちの細かい凹凸が伝わりにくく、フェイスラインやパーツがぼやけてのっぺりした印象を与えてしまいやすくなります。

太って見える

「二重アゴになる」「たるみが目立つ」
スマホやノートパソコン内蔵カメラは下から煽られるアングルになりがち。実際よりも顔が大きく見えたり、フェイスラインがパンパン、太って見えるという話もよく耳にします。普段通りの高さに設置すると、二重アゴになったり、たるみが目立ったり、鼻の穴が大きく見えたりしてしまいます。

リモート会議・オンライン飲み会のお悩みはこれで解決

洋服を迷う女性

トップス選びで盛れる

オンラインでは主に上半身が映るため、トップス選びが重要です。顔まわりが明るく見え、血色感をプラスしたメイクが引き立つ色を選びましょう。白い服を着るとレフ板効果、光沢感のある素材を選ぶとツヤ感をプラスできます。ただし、背景も白い場合、全体がぼんやり見えることがあるので、パステルカラーのイエローやライトブルーもおすすめです。

照明・光の位置を確認

照明・光の位置によって顔の見え方は大きく異なります。パソコンやスマホの設置は、逆光を避け、窓からの自然光を正面に受ける位置がおすすめ。余裕があれば、パソコンの前に白い紙を置いてレフ版代わりにしたり、クリップライトや照明付きスマホスタンドを用意しましょう。100円ショップにも白色LEDライトが販売されていますよ。

カメラの位置を確認

カメラの位置は自分の目線と同じ高さ、もしくはそれ以上の高さに上げると、フェイスラインの見え方が変わり小顔効果もあります。イスの高さを低くしたり、ノートPCの下に書籍や台などを置いて高さを上げてみましょう。

メイクで血色感をプラス

上半身しか映らないからと油断せずに、ヘアスタイルやメイクもきちんと整えましょう。とはいっても、フルメイクでキメ込むのではなく、部分的に強調し、立体感やツヤ感、血色感をプラスすることがポイント。
オンライン映えするメイクについては次項でご紹介いたします。

withコロナ時代のモニター映えメイク

オンライン女子会

ベースメイクは手抜きでもOK

下地

カメラ越しでは顔色が悪く見えがちなので、まずはカラー下地で肌色補正を。顔全体がくすんで見える方はパープル系やブルー系でトーンアップ、血色感が足りない方にはピンク系がおすすめです。肌荒れが気になる方は、敏感肌用下地を使えば負担がかかりません。

ファンデーション

ウェブカメラの映像は画質が荒いので、シミやそばかすなどの細かい部分のケアは省いてもOK。パウダータイプでマットに仕上げるよりも、リキッドファンデーションやクッションファンデーションを使うのがオススメです。ツヤ系ファンデーションは光の加減によってツヤがテカリに見えてしまうこともあるので、軽いつけ心地のものを選びましょう。目の下、額、鼻筋、あごなどはカメラに映りやすいので、ムラができないようによく馴染ませてください。
家にいるときまで肌への負担をかけたくないという方は、低刺激のスキンケアコスメがおすすめ。

コンシーラー

コンシーラーはモニター映え最重要アイテム。カメラ越しでは目の下クマやシミ、ほうれい線などが強調されやすいので、コンシーラーを使って部分的にカバーしましょう。ファンデーションをなくしてコンシーラーだけでもOKです。さらにハイライトコンシーラーを頬の高い位置につければ、肌のツヤ感も演出することができます。

ハイライト

カメラ越しで平面的になりがちな顔に立体感プラスするのがハイライト。目の下、鼻筋、頬の高い部分(三角ゾーン)に軽くハイライトを入れることでパッと明るい印象を与えることができます。ゴールドパールが入ったリキッドタイプを使用すると、さらに肌全体のツヤ感や透明感がアップ。小じわもさりげなくカバーできます。

眉メイクする女性

ポイントメイクで顔の印象を明るく

アイメイク

アイシャドウは肌なじみが良く明るいタイプや、パールが入ったアイテムを使って目元をフレッシュな印象に。濃いめのブラウンやオレンジなど黄みが強い色だと、モニター上でくすんで見えやすいため注意しましょう。アイライナーは黒より茶系を選ぶことで、明るい印象を与えることができます。厚塗りやつけまつ毛などの盛りすぎはNGです。

眉毛

眉毛が丁寧にメイクできているとベースメークをしなくてもしっかり化粧をしているように見えるので、パウダータイプよりもペンシルライナーやリキッドライナー、眉ティントがおすすめです。ナチュラルよりもやや濃い目の眉メイクがオンライン映えします。

チーク

モニター映えメイクには、チークは欠かせません。血色感アップで健康的で若々しい印象になり、リフトアップ効果もあります。「濃すぎる」くらいがベストですが、厚塗りするのではなく、いつも使用しているものより発色のいいものを選ぶことが大切です。くすんで見えないように、すこし外側に入れるのがポイント。

リップ

チーク同様、オンラインには欠かせないアイテムのひとつ。モニター越しだと色味がはっきり映らないので、レッド系や深めのピンク系など普段より明るいカラーをチョイスして、血色感をプラスしながら華やかさも演出しましょう。ベージュやくすみ色はNG。リップラインをふち取るのがおすすめ。唇がカサカサしているとリップの印象がダウンしてしまうので、保湿ケアもお忘れなく。

「おうち美容」への意識が高まる

スキンケアする女性

外出自粛が続く中でおうち時間は増え、メイクに費やす時間やお金が減っているといわれる一方で、スキンケアへの意識は高まっているようです。マスクによる肌荒れ(マスク荒れ)も大きく関係していますが、「この機会にお肌の集中ケア」「自分磨きしよう」と考える方も増加傾向に。「おうち美容」「おこもり美容」「巣ごもり美容」などといった言葉もあるようです。

クレンジングは入念に

毛穴に詰まった汚れや古い角質が残っていると肌トラブルを招きますので、クレンジング&洗顔で素肌をすっきり清潔に保ちましょう。メイクや汚れを落とそうと、強くゴシゴシこするのはNG。肌を傷つけてキメが荒くなってしまいますので、洗顔料はしっかり泡立て、肌を直接摩擦しないように優しく洗うことが大切です。

とにかく保湿

美肌の基本は保湿!とくに昨今はマスクの着用で鼻や頬などがカサつきやすいので、徹底した保湿ケアを行いましょう。日々の化粧水や乳液はもちろん、週に一度、少しリッチな美容パックや血行マッサージ、ピーリングといったスペシャルケアを行うのがおすすめ。
肌だけではなく、ボディの保湿も大切に。

寝る前のアイケア

マスクメイクが主流の今、アイメイクが重要視され、目元への負担が大きくなっています。目元の皮膚はとても薄くデリケートなため、丁寧にケアすることが重要。アイクリームを毎日のスキンケアにプラスしましょう。ちなみに、アイクリームはつける前に目元を温めておくと効果的です。目元用美容液や目元パック、目元ケア家電など、さまざまな目元ケア用品がありますので、自分に合うものを取り入れながら美しい目元を手に入れましょう。

フェイシャルマッサージ

マッサージで顔のむくみスッキリ解消

顔のむくみをマスクごまかしていませんか?むくみは放置するとどんどん蓄積され、血流が悪くなると、肌荒れやくすみの原因になってしまいます。日々のセルフケアでスッキリ解消しましょう。

ハンドケアも忘れずに

フェイスケアだけでなく、手洗い、アルコール消毒で負担のかかる「手」へのケアも忘れずに。

まとめ

現在、新型コロナウイルスの感染者数は増加傾向にあり「第3波」到来とも言われています。もうしばらくマスク生活やWEBを介したコミュニケーションは続きそうですので、しっかり肌ケアしながら、マスクメイクやオンライン映えメイクを工夫しましょう。

Written by :
2020.11.28

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