こんなのもあるんだ!憂鬱な生理を快適に過ごせる生理用品

生理ナプキン

生理が始まると生理痛や肌荒れ、貧血やおなかの調子が悪い、イライラするなどのメンタル面の不調に加えて、経血漏れや蒸れ、かぶれなどデリケートゾーンのトラブルにも悩まされますよね。世の女性たちの生理中のトラブルやお悩みを聞いてみました。

20代・学生
スポーツ系の部活に入っています。体を動かすので紙ナプキンだとどうしてもフィットせず心配です。ユニフォームがタイトなので、ナプキンがはみ出たりラインが気になるのでいつもタンポンを使っています。試合中なんかは特にナプキンを変えるタイミングも難しいので。長時間使用はよくないと思ってはいるのですが…。

20代・営業
外回りの仕事でなかなかトイレに立ち寄れないときはとても困ります。一緒に同伴している男性の同僚にも言いずらいし、生理中は漏れてないかで頭がいっぱいです。

10代・学生
生理中はナプキンを持ち運ぶので荷物がかさばるのが嫌です。漏れても目立たないボトムスを選んだり、自由に好きなお洋服も着れないことも不満ですね。においも気になるしできれば生理中は誰とも会いたくありません。

30代・フリーランス
20代のころ経血の量が急に増えたんです。
授業中経血が出た感覚はあったのですが、授業終わりの休み時間にトイレに行こうと思ってそのまま講義を受けていました。いざトイレに行こうと立った瞬間違和感が…。座っていた椅子が全面血の海に。経血の多い日に慣れていないこともあり、この出方はやばいという感覚がまだわかっていませんでした。この事件の後もたびたび経血漏れに悩まされました。

20代・主婦
生理が終わっても次に悩まされるのがデリケートゾーンのかゆみ。蒸れた状態のナプキンをつけ続けているのでどうしてもかぶれます。生理中は良くないとわかっていながらも、すっきりしたくて石鹸で念入りに洗ってしまうのも良くないのかも。

などなど生理中のお悩みが尽きることはありません。
筆者も漏れとかぶれが毎月の悩みでした。できるだけ生理の不快感を少なく過ごしたいと思い、このたび生理用品について調べてみました。30代の私でも知らないアイテムがあったので、みなさんが自分に合った生理用品グッズに出会えればいいなと思い記事にまとめてみました。それぞれのアイテムの説明とメリットデメリットを見ていきましょう。

まずは定番の生理用紙ナプキンから

生理用紙ナプキン

初潮を迎えてから初めて使用する生理用品は、ほとんどの方がこの紙ナプキンではないでしょうか。生理用紙ナプキンは「表面材」「吸収体」「防漏材」「ずれ防止材」といったパーツで構成されています。

表面材は私たちのデリケートゾーンに直接触れる部分なので、肌トラブルになりくくするための使用感や、経血の吸収後、逆戻りしないことが求められます。
吸収体は経血をためておく役割、防漏材は経血が下着に漏れないための役割、ずれ防止材が粘着テープ部分の羽や下着との接着面の部分です。
日本に紙ナプキンが普及したのは1960年代からで、それまでは布や和紙を使ったものや脱脂綿が主流で紙ナプキンの開発は欧米に比べて後発でした。1978年に吸収性ポリマーが開発され、そこから漏れにくい構造や薄さ、動きやすさなどの開発が進みました。いまや日本の紙ナプキンは素材や付け心地、機能面、バリエーションで世界一と言われるほどになっています。

紙ナプキンだけでも多くの種類があり
・普通の日用
・多い日の昼用
・多い日の夜用
・特に多い日の夜用
少ない日用などバリエーション豊か。

ここからさらにハネなし、ハネつき、ナプキンの長さ、特に多い日の夜用スリムタイプなど使う人の好みで選ぶことができるようになっています。一番メジャーな生理用紙ナプキンなのでメリットはもちろんありますが、デメリットもあるので見ていきましょう。

生理用紙ナプキンのメリット

たくさん種類がある

上でも説明したように、バリエーションが多く好みの生理用ナプキンを見つけやすい点です。

手軽に買うことができる

薬局にはもちろん、スーパーや薬局でも気軽に買えるので、外出先での急な生理などでも問題なく手に入れることができます。

使い捨てなので手軽

持ち帰ったり、家で洗濯するなどの手間がないので、外出先でもすぐに取り換えてその場で捨てることができます。

生理用紙ナプキンのデメリット

化学繊維でできている

いつもより敏感な状態のデリケートゾーンなので、肌トラブルが起こりやすいです。また吸収材のポリマーが経血を吸収してジェル状に固まり膣を冷やしてしまうため、生理痛をひどくしてしまうこともあるようです。

地球環境に優しくない

あとから説明する布ナプキンや月経カップと違い、使い捨てなのですべてゴミに。生理用品の廃棄量は世界で年間120億個といわれています。化学繊維やプラスチックが使われているため、ゴミに出した後の大気汚染や海洋プラスチックごみなど地球には優しくないといえます。

いままでずっと紙ナプキンにお世話になっていますが、いろんな人の努力で現在の高機能なナプキンができたと思うと感謝ですね。これから先、まだまだ進化し続けるのでしょうか。ただ、地球環境の観点からみると考え方が変わってきますね。
では次に生理用紙ナプキンとよく比べられるオーガニックナプキンについてみていきましょう。

デリケートゾーンにやさしいオーガニックナプキン

オーガニックコットン

オーガニックコットンを原材料とし、吸収性ポリマーを使用せずに植物性のポリマーを使用しているので、お肌への負担を軽減します。
また生理用品本体だけではなく包装材に至るまで植物由来のものを使用し、地球環境に与える負担の軽減まで考えているメーカーもあります。

オーガニックナプキンのメリット

肌に優しい

化学繊維ではなく天然素材のため、蒸れやかゆみが軽減されます。またオーガニックコットンを使用しているため農薬の危険性からも解放されます。

生理痛がましになる

生理用紙ナプキンのデメリットで説明したとおり、吸収材のポリマーは経血を吸収したあとジジェル状になって固まり、膣を冷やしてしまう原因に。オーガニックナプキンは植物由来素材が使用されているため、冷えにくく生理痛が緩和されることも。

オーガニックナプキンのデメリット

通常のナプキンに比べて漏れやすい

やはり高機能な化学性の吸水性ポリマーに比べるとオーガニックナプキンは漏れやすいです。量が多い日や、なかなかトイレに行けない日は、別の生理用品にしたほうがいいかもしれません。

お値段が少し高い

オーガニックナプキンは定番の生理用ナプキンに比べて価格が高めです。吸水性も劣るため、取り替える頻度も高くなります。毎月の出費になるのでお財布と相談。身体の快適さをとるか機能性とコスパをとるか悩みどころですね。

この記事を書くまで定番の紙ナプキンのデメリットを知らなかったため、とてもオーガニックナプキンが気になりました。吸水力が劣るとのことなので、でおうち時間が増えた今なら一回使ってみるのもいいなと思いました。

洗って繰り返し使える布ナプキン

布ナプキン

布ナプキンは文字通り、綿の布でできたナプキンです。水分が染みないように透湿防水布などがついているものや、完全にすべてオーガニックコットンを使用し、化学繊維を使っていないというものもあります。布なので経血で汚れても洗うことで繰り返し使えるようになっています。紙ナプキンが普及する前は布で対応していたということなので、昔に戻ってしまっているのでは?と思うのですが何かメリットはあるのでしょうか。

布ナプキンのメリット

肌に優しい

オーガニックナプキンもお肌に優しいですが、やはりこちらのほうが一枚上手。かぶれや蒸れが軽減され、生理中の独特なにおいも少なくなるというメリットがあるようです。

経済的

洗えば何度でも使えるので毎月の出費が抑えられます。ゴミも出ないので、地球環境に配慮したいという人にもおすすめです。

布ナプキンのデメリット

洗うのが面倒

使用後のナプキンはそのまま洗濯機にポンと入れるわけにはいきません。
経血用のソープを使ったり、セスキ炭酸につけおきしたりといろんな洗い方がありますが、汚れたら捨てるだけの紙ナプキンに比べると手間ですね。

荷物がかさばる

紙ナプキンと比べると布ナプキンのほうが少しかさばります。
また、外出先で交換した場合は使用後のナプキンも持ち歩かないといけないので、それが嫌だという人もいます。

量が多い日には向かない

吸水性ポリマーなどの機能がないため、たくさんの血を吸った後は布がじっとり。長時間肌に触れると冷えの原因にもなります。

デメリットに共感する部分が多かったのですが、自宅で使うぶんにはいいかなと思いました。コロナで在宅勤務になったり、外出を控えるためおうち時間が増えているという人にはいいかも。おうちにいるときは漏れや持ち運びのデメリットも気にならないので、お肌にいい布ナプキンを使うチャンスかもしれません。

ナプキンが不要!吸水性生理ショーツ

生理ショーツ

見た目は普通のショーツなのに、下着そのものが経血を吸収できる吸水性サニタリーショーツというものがあります。メーカーによって吸水量は様々ですが、普通のショーツの薄さでナプキン3枚分の吸水力を持つもの、消臭、抗菌効果があるものなど高い機能を持っています。

生理ショーツのメリット

普通のショーツと同じように過ごすことができる

ナプキンをつけなくていいので、蒸れやごわつきが軽減されます。替えのナプキンでかさばっていた荷物もコンパクトに。また、生理日が近づいてきた時にも使えそうですね。来るかもと思って予備でつけておいたナプキンが無駄になったり、逆に急な生理で焦ったりなんてことが生理ショーツを履いておけば防ぐことができます。

経済的で環境にも優しい

こちらは布ナプキンと同じメリットですが、使い捨てのナプキンを毎月買うより経済的でゴミも出ないため環境にも優しいです。

吸水性など機能面に優れている

オーガニックの素材ではありませんが、布ナプキンに比べて吸収力があり、抗菌や防臭などの機能が優れているため安心して使用することができます。速乾性の高い生地を使用しているものが多く、毎日のお手入れも楽。

生理ショーツのデメリット

洗うのが面倒

布ナプキンと同じくまずは手洗いで経血をすすぐという手間があります。
ただ、綿の布ナプキンと違い汚れが落ちやすく乾きやすい素材なのでお手入れは多少楽になります。

替えのショーツまでそろえると高額

洗って何回も使えるため経済的ですが、ショーツ自体が5,000円前後と少し高価です。洗濯が必要なため、手持ち枚数を何枚かそろえるとなると結構な出費になってしまいます。

生理ショーツのレビュー
20代・保育士
初めて使用した日は不安でしたが、それからなくてはならない存在に。
お出かけの時にナプキンを変えるためにトイレに寄るのは面倒で。しかも女性トイレってよく並びますよね。
居酒屋なんかの男女共用のトイレにナプキンを捨てるのも抵抗があったので、外出時は絶対生理ショーツで出かけると決めています。

筆者的にこの生理ショーツはとても魅力的でした。
今年2020年の5月にNagi(ナギ)というブランドが生理ショーツを出したというニュースでこのアイテムの存在を知ったのですが、生理はナプキンとタンポンという考えしかなった私にとって目からうろこ。
このほかにも世の中には便利な生理グッズがあるのではないかと考えたきっかけにもなりました。

運動するシーンでも漏れにくいタンポン

タンポン

膣に直接挿入するタンポンは足を広げたり、横になったりしても漏れにくくプールや運動するシーンでよく使われます。タンポンにも少ない日や普通の日、多い日用など量に合わせてバリエーションがあります。また素材もオーガニックのものがあるので、好みに合った製品を選ぶことができます。

タンポンのメリット

お肌に優しい

膣に直接挿入するため、ナプキンを使用する必要がありません。そのためデリケートゾーンの蒸れやかぶれ、かゆみなどのトラブルが起きにくいというメリットがあります。

漏れにくい

激しく動いても漏れにくいので運動をする人やプールでの使用も可能です。横漏れや後ろ漏れにも強いので寝るときに使用しているという人もいるようです。

長時間使用できる

ナプキンより長い時間使用できるので、旅行や仕事などなかなかすぐにはナプキンを変えられない日に便利です。

タンポンのデメリット

慣れるまで難しい

慣れればとても簡単なのですが、特に若い方に多いのが怖くて膣に挿入できないという点です。正しい位置に挿入すると膣の無感覚な部分にとどまるのですが、位置が悪くずっと違和感があったり漏れてしまったりと、タンポンで失敗した経験があり悪いイメージを持っているという人もいます。

長時間の使用は非常に危険

使用時間以上入れっぱなしにしてしまうと、菌が繁殖しとても不衛生です。
TSS(トキシックショック症候群)といって、黄色ブドウ球菌による毒素が原因で起こる急性疾患の可能性がありとても危険なので、使用方法をしっかり守りましょう。

10代の時はタンポンのことを、プール時に生理がかぶれば使用するアイテムと思っていた筆者ですが、旅行での長距離移動の時に使用してから、なくてはならないアイテムとして重宝しています。蒸れがなくとても快適だけど連続使用できない点がなぁ…と思っていたのですが、そこで知ったのが次にご紹介する月経カップです。

膣に直接カップを挿入する月経カップ

月経カップ

シリコン製のやわらかいカップを折りたたんだ状態で膣に挿入。膣の中でシリコンが開き経血を受け止めてくれるというものです。
月経カップの存在は前から知っていたのですが、自分的にはメリットが見いだせず使うことはないだろうなと思っていました。ただ、最近の身体と環境の変化により、月経カップっていいのではと思い調べなおし、ついに月経カップデビューを果たしました。
もちろんデメリットもあるのですが、まずはメリットから見ていきましょう。

月経カップのメリット

連続使用OK

先ほどのタンポンのデメリットを解決してくれるメリットがこちら。
最大12時間(量によるので多い日は4時間だったりする)使用できるので、半日替えずに過ごすことができます。また溜まった経血は流してすすげば連続使用もできるのでナプキンを使う機会がぐっと減ります。

生理ということを忘れる

ナプキンをつけなくていいので立ち上がった瞬間のあのどろりとした感覚や、蒸れかゆみごわつきから解放されます。タンポンと同じくプールや運動ができ、お風呂にも入ることができます。

環境にも優しく経済的

使い捨てナプキンやタンポンに比べてごみが減るので環境に優しく、洗って繰り返し使えるので経済的です。布ナプキンや生理ショーツのように洗濯待ちもないので、数もそろえなくてOKです。ナプキンの数が減るので荷物も少なくなります。

月経カップのレビュー
30代・看護師
看護師なのでなかなか自分の思うタイミングでトイレに行けません。色の薄い制服なので漏れてしまうととても目立ちます。月経カップは漏れる心配もなく交換までの時間が長いので、とても助かっています。

月経カップのデメリット

月経カップを外すときに水洗いが必要

この点が筆者が月経カップを利用しなかった理由です。月経カップに溜まった経血を流し再度挿入するのですが、その前に水洗いが必要です。外出先の個室トイレには水が必ずあるとは限りません。ティッシュやノンアルコールのウエットシートでもいいという声もあるのですが、そこまでするなら生理ナプキンのほうが手軽だなぁと思い購入に至りませんでした。

指に血がつく

カップを入れるときや外すときはどうしても指に血が付きます。
自分の経血なので気にならないといえばならないのですが、外出先で取り替えた場合除菌シートの出番が増えます。また、直接膣に触るので、トイレに行く前に一回手を洗うのも忘れがちです。

慣れるまで難しい

月経カップはサイズにもよりますが、タンポンと比べるとこれを挿入するの?と疑いたくなる大きさです。
カップ状のシリコンを折り曲げて挿入するのですが、タンポンのように棒状でもなく先が丸く挿入しやすいようになっていないため勇気がいります。
折った状態のシリコンが膣内で開いたらOKなのですが、位置がずれていると漏れの原因に。
取り出しはカップの底をへこませて膣内の密着状態を解除してから取り出すのですが、こぼれたらどうしよう、とりだせなかったら?という不安があります。

煮沸処理が必要

生理が終わり収納する前と生理が始まり使用する前に煮沸消毒が必要です。シリコンが溶けないように深い鍋にたっぷりのお湯を沸かし煮沸します。

デメリットが今までの生理用品にないタイプのもので敬遠する人も多いのもうなずけますが、筆者がこのデメリットをもってしても月経カップの使用を始めたのは、2020年のコロナ渦でおうち時間が増えたから。

前から生理後のかぶれやかゆみに悩まされていた筆者なので、できれば月経カップのような肌に負担のない生理アイテムを使いたいと思っていました。
外出の機会が減り、家のトイレなら心配なく交換できるし生理期間中ナプキンを使わずに月経カップで乗り切ってみようとチャレンジしたのが始まりです。
結果、失敗はあっても家なので問題なし。挿入や取り外しにも慣れることができたのでよかったなと思います。
月経カップを試すなら、今のおうち時間がチャンスなのではないでしょうか?
さて、これまでは割とメジャーな生理用品をご紹介してきましたが、次は少し変わり種?と思うようなアイテムをご紹介します。

履くナプキン?!生理用おむつ

生理用おむつ

全体的におしりまですっぽりと覆ってくれる、見た目は完全に履くタイプのおむつ。
使用後はサイドに切り取り線があり、そこをちぎって脱ぐことができるのでわざわざボトムスを脱いだりする必要はありません。
筆者がこのアイテムと出会ったのは友達にものすごくおすすめされ、一個あげるから使ってみてと言われた時でした。確かに、友達が熱弁するだけのメリットがあるので見ていきましょう。

生理用おむつのメリット

夜多い日でも漏れにくい

朝目が覚めた時、ヒヤッとした感触で飛び起きる…あの感覚がこの生理用おむつだとありません。多い日は夜用ナプキンでも漏れていた筆者でしたが、生理用おむつを履いた日の朝は飛び起きることなく安心して起きることができました。

ごわつかない

サニタリーショーツに多い日用のナプキンを取り付けて履くとすごくゴワゴワしますよね。生理用おむつはボリュームはあるのですが、ショーツとナプキンが一体になっているのでフラットなんです。また、ナプキンの端っこがデリケートゾーンにあたってかゆかったりするのですが、生理用おむつはそのストレスがありません。

生理時の旅行に便利

生理日と旅行が被ってしまったとき、この生理用おむつはかなり便利。
サニタリーショーツ、夜用ナプキン、替えのショーツなど荷物を減らしたい旅行に生理用品が増えるのは嫌ですよね。生理用ショーツは持っていく荷物も少なく、使用後は捨てられるので帰路の荷物を減らすことができます。また、就寝時に宿の布団を汚したら…という心配から解放されます。

生理用おむつのデメリット

コスパが悪い

友達におすすめされてこれは買おうと思った筆者ですが、5枚入りで500円前後と高級品。
実はこの後に書くある技で、就寝時のうしろ漏れを改善できたこともあり、リピートに至りませんでした。
ただ、絶対に漏らしたくない夜や旅行先などたまに使う分にはかなりおすすめです。

見た目が悪い

どうしても見た目はおむつなので抵抗があるという方は多いようです。

生理用おむつのレビュー
20代・会社員
好きなアーティストのために各地に遠征することが多く、夜行バスでの移動がメイン。日にちによっては生理と被ることもあるのですが、そういう時は生理用おむつに頼っています。生理用おむつを知る前はトイレに自由に行きづらく漏れなどが心配でしたが、安心して目的地まで付くことができます。使い捨てなので荷物も減って一石二鳥です。

ナプキンにプラスして使うシンクロフィット

生理時のうしろ漏れ防止

ユニ・チャームから出ているソフィシンクロフィットは手のひらに収まるサイズのナプキンで、直接膣口にあてがって吸収力をアップさせるというアイテムです。
経血漏れはナプキンがしっかリフィットしていないことでできる隙間から、経血が流れたりすることで起こります。

夜、経血が多くない日でもおしりから漏れているという経験はないでしょうか?うしろ漏れやつたい漏れと言われいて、筆者の夜の漏れはこのパターンが多く、おしりの隙間を埋めれれば漏れないのになと思っていました。そこで出会ったのがこのシンクロフィット。膣口に直接フィットするのでここで経血をせき止めてくれます。

シンクロフィットのメリット

漏れない

立ち上がった時や歩いているときに感じる経血が出る感覚の後も、まずはシンクロフィットが膣口で受け止めてくれます。ナプキンと併用して使うことで、多い日でも安心して過ごすことができますね。

ナプキンの交換頻度が減る

シンクロフィットがほぼ経血を受け止めてくれるので、ナプキンを交換しにトイレに行ったらまだナプキンがきれいだったということが多々あります。生理周期中に使うナプキンの量が減るのでお財布にもうれしいですね。

トイレに流すことができる

シンクロフィットはそのままトイレに流すことができます。交換時が来たら普通に便座に座り、すこし足を開くとスッと便座に落ちてくれるはず。なんとパッケージも水に流すことができるので、手を汚すことなく交換が可能です。

シンクロフィットのデメリット

販売店舗が少ない

あまりメジャーではない商品なので、どこにでも置いているというわけではありません。
近場に取り扱っている薬局などがない場合はネットで購入するのも手です。

ナプキンと比べると高価

12個入りで500円程のお値段なので、気兼ねなく使うには気が引けます。多い日の昼や就寝時だけなど、自分の悩みに合わせて使用するのもいいかもしれません。

シンクロフィットは「多い日の昼用」と書かれていますが、筆者は夜の就寝時に大活躍でした。生理用おむつよりコスパもいいので、心配な夜はこれを装着して寝ています。今のところ悩まされていたつたい漏れは無いのでもう手放せません。

さて、定番の生理用品から変わり種のアイテムまで紹介してきました。
まだご紹介したいアイテムがあるので、まだ読んでいただけるという方はページを進めていただけるとうれしいです。次は、生理まわりのケアアイテムやグッズを見ていきたいと思います。

生理のおともに~プラスで使えるアイテたち~

手軽にできる膣内洗浄

膣内洗浄

ノズルのついたプラスチックの容器に精製水が入っていて、膣に挿入し膣内洗浄をすることができるアイテムがあります。生理を早く終わらせる効果はありませんが、膣内に残った残血を洗い流すことで長引く不快感を解消することができます。
膣内洗浄のメリットは生理終わりにだらだら続く残血を流しとることができる点です。経血自体が止まっても膣内に残った血が1~2日少しずつ出てきますよね。その間は少ない日用のナプキンや織物シートをつけて対処するかと思いますが、このアイテムを使えばだらだら続く血を一気に流しすっきりすることができます。

ただし、あくまでも膣の血を流す効果のあるアイテムなので、子宮内の経血を洗い流すことはできません。もし子宮内に経血が残っていた場合は、一度すっきりはしますがまだ血が出ることがあります。1本につき300円ほどするので、使うタイミングを迷いますよね。一回きりの使用なので、もしまだ生理が終わっていないのに使ってしまった時はもったいない結果になってしまいます。筆者はナプキンによるかぶれやかゆみが悩みだったので、できるだけナプキンをつける時間を短くしたいと思い、何回か使用したことがあります。もう少しお手ごろな価格なら毎月使用していたかもしれませんね。
旅行やデートが生理終わりに被ったときなど、早くナプキンを取りたい日の前に使用するのもありかもしれません。

デリケートゾーン専用ウェットシート

夏場などナプキンで蒸れて気持ち悪い、においが気になるというときに使えるアイテムです。ウォシュレットはあまり使いたくない筆者にとって、生理時の外出先には欠かせないアイテムです。

デリケートゾーン専用ソープ

デリケートゾーンはphが3.8~4.5と弱酸性なので、専用の洗浄剤でケアするのがおすすめです。体と同じボディソープを使うと洗いすぎになりかゆみや乾燥の原因に。肌と同じくくすみやハリの低下など年齢とともにトラブルも増えてくるので、お手入れには気を付けたいですね。

自分に合った生理用品で快適に過ごそう

以上、長くなりましたがいかがだったでしょうか。気になるアイテムや使ってみたいアイテムは見つかったでしょうか?憂鬱な生理期間を少しでも快適に過ごせるお手伝いができたならうれしいです。また耳寄りな生理用品グッズがあればご紹介したいと思います。

Written by :
2020.12.29

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